テレマンのコンチェルト

この日は、所属しているアマチュア・オーケストラである、PHILHARMONIA AETERNAの管楽器メンバーでのアンサンブルの演奏会があり、トロンボーンの出し物として、G.P.テレマンの「4本のためのコンチェルト」を演奏しました。でもトロンボーン吹き以外で、この曲のこと知っている人っているのかなあ?ということで、調べてみました。原曲は、いろいろ表記はあるものの、「通奏低音を伴わない4本のヴァイオリンのための協奏曲ニ長調 TWV 40:202」であることがわかりました。みなさんは、この曲をヴァイオリンで聴いてみたことはありますか?検索していたら、各楽章の出だしの部分を聴けるページが見つかりました!

http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B0000630QA/102-0173584-0324102?v=glance&s=music&vi=samples#disc_1 の 26〜29 トラック(Concerto In D Major For 4 Solo Violins, TWV 40:202)

で試聴できます。これを聴くとたしかにこの曲がバロックの曲だと実感できます。しかし、テンポが速い。^^;;


でもヴァイオリンだから速く弾けるのだろうなんてことは言ってられません。なんとリコーダーによる演奏もあります。

http://www.bis.se/naxos.php?aID=BIS-CD-1234 の 20〜22 トラック(Concerto a.4. Violini Senza Basso: Concerto in F major)

です。


いずれの演奏もトロンボーン四重奏の譜面にはないアーティキュレーションや装飾音符がついていて興味深いです。


この日の演奏会でも、少しスラーやトリルを試してみました。パッセージがまとまってリズムに躍動感がつき、速いパッセージも少しは吹きやすくなりました。みなさんも、お試しください。(しかし、このことに気を使ったせいか、本番では譜面から落ちてしまうおまけがついてしまいました。^^;;)